第4回 関東支部大会 実技

111617日の二日間、文京学院大学ふじみ野キャンパスにて第4回関東支部大会が行われました。今回の交流会では、4名の先生方をお呼びして、講義をしていただきました。

全国から約50名の学生が参加し、大変充実した2日間となりました。ありがとうございました。

1日目午前は文京学院大学の柿崎藤泰先生による「スリングセラピー」の講義をしていただきました。スリングを初めて使うという学生がほとんどで、皆さん目を輝かせて講義を受けていました。スリングを使用した体幹の再構築というテーマで体幹・呼吸のアプローチを行いました。講義を通して、二関節筋の抑制、単関節筋の促進を意識してアプローチを行うことで、可動域の拡大、姿勢改善、呼吸を楽に行えるようになるなど驚くほど結果が現れました。参加した皆さんから、もっとスリングについて学びたい、とても楽しかったという声を聞きました。

1日目の午後は東京工科大学の小松泰喜先生による「スポーツ・健康教育と理学療法」の講義をしていただきました。プロ野球選手の投球フォームを見ながら、投球障害とストレッチングについて解剖的なものも含めながら講義していただきました。投球動作を細かいコマに分けて動作ごとのポイントや怪我の予防、ストレッチングなどを詳しく学びました。講義の中では、実際に肩甲骨のストレッチングや怪我のもととなる肢位を体験しました。参加した学生の中には野球経験者や野球好きな方が多く、皆さん熱心に講義を受けていました。

1日目の講義のあとは、懇親会が行われました。学年関係なくそれぞれの大学の話や1日目の講義について話で盛り上がりました!より一層仲を深めることが出来ました。

 

2日目の午前は文京学院大学の加藤太郎先生による「急性期理学療法のリスク管理」の講義をしていただきました。普段の授業でも、マスメディアでも早期離床が大切だと言われています。呼吸・循環、骨格筋、消化器の面から離床の大切さについて学びました。またリスクの高い患者であっても離床させる!という気合いが必要だと先生はおっしゃっていました。血圧・循環動態について、同じ現象が起きていても、原因に合わせた治療とモニタリングが必要であることを学びました。理学療法を行う上でデータを見て何から始めるのか、自分の理学療法がどこに影響するのかを考えることが大切であると講義を受けて感じました。

2日目の午後は埼玉医科大学の大久保雄先生による「ストレッチの科学的根拠と実践」の講義をしていただきました。スタティックストレッチ・ダイナミックストレッチ・PNFストレッチの筋力、筋活動、パフォーマンスへの効果、ストレッチを行う最適な時期、方法について学びました。ストレッチを行う上で大切なのは、筋肉の走行、姿勢や体の角度を意識することだそうです。これによってさらなる効果を得られます。講義の中で実際にストレッチをしました。交流会の最後の講義で皆さんいい汗をかいていました(´艸`*)

 

参加してくださった皆さん、お忙しい中講義をしてくださった先生方、その他交流会に関わった全ての方に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今年度は年末に関東支部忘年会を開催する予定です。是非そちらにも参加してください(^^♪今後とも関東支部をよろしくお願いします。

 

                  日本理学療法学生協会 関東支部 実行委員一同

 

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